不動産会社の集客でSNSが効果的な理由とは?
近年、SNSを活用した集客は多くの業種・業界で注目を浴びています。
不動産業界においてもブランディングや写真や動画での訴求などと相性がよいため、活用している企業も増えています。
この記事では、不動産業界におけるSNSの有効性や活用事例などについて詳しく解説します。
不動産会社の集客にSNSが効果的な理由
はじめに、不動産会社の集客になぜSNSが効果的なのか、その理由について以下の3点から解説します。
- 写真や動画で視覚的に訴求できる
- 位置情報やハッシュタグから物件を見つけてもらえる
ターゲットとの接点が増える
写真や動画で視覚的に訴求できる
1つ目の理由は写真や動画で視覚的に訴求できるということです。
SNSでは多くの場合、投稿に写真や動画を貼付けすることができます。
不動産業界では、物件の外観や内観が重要なアピールポイントになります。おしゃれな外観や内装、室内の様子を確認できるルームツアー動画などを添付できれば、効果的にユーザーに訴求できるでしょう。
Instagramの「インスタ映え」という言葉でも分かる通り、SNSユーザーにとって写真や動画などの視覚情報に対するニーズが高いため、相性の良いマーケティング手法といえます。
位置情報やハッシュタグから物件を見つけてもらえる
2つ目の理由は位置情報やハッシュタグから物件を見つけてもらえることです。
SNSでは投稿にハッシュタグや位置情報を添付することができます。
特定の地域や不動産を探しているユーザーが、SNS上で検索するケースも多く、ハッシュタグや位置情報で物件情報を見つけてもらいやすくなります。
ターゲットとの接点が増える
3つめの理由はターゲットとの接点が増やせる点です。
不動産業界でターゲットとの接点といえば、不動産情報サイトや不動産情報誌などが代表的です。ただし、これらの接点は本格的に不動産を探しているユーザーが中心となります。
SNSはさまざまな目的で気軽に利用しているユーザーが多く、SNSを通じて情報発信することで、まだニーズの顕在化していないユーザーや、自社を認知していない潜在ユーザーとも接点を持つことが可能になります。
集客にSNSを利用する際のポイント
では次に、実際にSNSで集客を行う際に押さえておくべきポイントとして、以下の2つをご紹介します。
- ターゲットと親和性の高いSNSを選択する
- 自社サイトへの導線を設置する
ターゲットと親和性の高いSNSを選択する
1つ目のポイントはターゲットとの親和性の高いSNSを選択することです。
SNSにはさまざまなものがあり、それぞれ特徴やユーザー層が異なります。
例えば、Instagramは写真や動画などが投稿の中心で「インスタ映え」という言葉もある通り、特にフォトジェニックなものを求めるユーザーが多くいます。
そのため、デザイナーズ物件などの写真映えする物件を訴求したい場合は相性が良いといえます。
このように、SNS毎の特徴やユーザー層を理解し、自社の特徴や目的、ターゲットにあったSNSを選択することが重要といえます。
自社サイトへの導線を設置する
2つめのポイントは、自社サイトへの導線をしっかりと設置することです。
SNSでの情報発信の最終目的は、あくまで不動産の契約や自社店舗への訪問です。
SNSで集客したユーザーを自社サイトに誘導し、契約に結びつけるために、投稿を見てもらったり、アカウントをフォローしてもらったりしたあとの導線を設置しておきましょう。
不動産会社のSNS活用事例
ここでは、不動産会社のSNS活用事例を2つご紹介します。
積水ハウス
1つ目は積水ハウスのInstagramアカウントです。
積水ハウスのアカウントフォロワー数は2022年6月現在で11万人とかなりの人気です。
投稿は同社で取り扱っている住宅が素敵な構図で多数投稿されており、ユーザーに「こんな家に住みたい」と思わせてくれます。
ユーザーの憧れを具現化し共感を呼んでいる投稿が成功の秘訣と言えそうです。
参考:積水ハウス公式Instagram
SUUMO
2つ目はSUUMOのTwitterアカウントです。
2022年6月現在のフォロワー数は11.9万人とこちらも注目を集めています。
このアカウントはSUUMOのイメージキャラクター「スーモ」が体験したことや感じたことを発信しています。
不動産情報とは全く異なる発信内容ですが、知名度の高いキャラクターのアカウント運用で、同社のイメージや好感度向上に貢献しています。
また、公式アカウントのリツイートで導線としても有効活用されています。
Twitterの特徴であるユーザー層の広さや拡散力をうまく活用できている事例です。
参考:SUUMO公式Twitter
SNS以外でおすすめの集客方法
SNS以外でおすすめの集客方法には、テレビなどのメディアCMやチラシなどさまざまなものがありますが、不動産業界ではインターネット広告がおすすめです。
その理由は、新型コロナウイルスの感染拡大により、人と人との接触機会が減り、生活様式が変化していることにあります。
これまでの不動産業界では、住宅展示場でのイベントや店頭訪問などが主なユーザーとの接点でした。しかし、新型コロナウイルスの影響により、これまでのような営業手法が難しくなっています。
インターネット広告はこれらを打開するマーケティング手法となりえます。
インターネット広告の特徴は、エリアや年齢などターゲットを絞った広告配信が可能であることで、ターゲット層が限定されている不動産業界において非常に有効なマーケティング手法です。
またインターネット広告はCMなどのマス広告と異なり、広告のクリックなどで広告費が発生する課金方式となっていることが多いため、費用面でも利用しやすい点はメリットと言えます。
SNSを有効活用し集客に繋げる
この記事では、不動産業界においてSNSが効果的な理由や利用の際のポイント、活用事例などについて、詳しく解説しました。
他の業界では積極的に活用されてきているSNSマーケティングですが、不動産業界ではまだまだ活用している企業は多くありません。
一方で写真や動画でユーザーにアピールでき、双方向のコミュニケーションができるSNSは、不動産業界との親和性も高いといえます。
不動産業界のマーケティングご担当者様は、この記事を参考にSNSマーケティングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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