モデルハウス・住宅展示場への集客が思うようにいかず、お困りでは無いですか?この記事ではモデルハウス・住宅展示場の効果的な集客方法について解説します。
モデルハウス・住宅展示場におすすめのオンライン集客方法
モデルハウス集客は、これまでチラシなどが主要な集客手段でした。
しかし、現在ではスマホの普及により情報収集の主体はWebへと移行。近年のコロナ禍の影響もあって人が集まりにくくなっており、モデルハウス・住宅展示場の集客方法もオンラインへの移行が必須といえます。
ここでは、モデルハウス・住宅展示場におすすめのオンライン集客方法をご紹介します。
Googleマップの対策
1つ目の集客方法は、Googleマップの対策による集客方法です。具体的には「Googleビジネスプロフィール」というGoogleの無料サービスを活用します。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やマップ上に自社の情報を登録しておき、検索された際にGoogleマップの検索結果を表示するサービスです。
例えば、住宅展示場であれば「住宅展示場 大阪駅」で検索した場合、検索キーワードとの関連性の強いもの上位3つが表示されます。
こういったキーワードで検索された際に上位表示されやすいようにしておくことで多くのユーザーの目に触れ、集客につなげることができます。
このような対策を「MEO(Map Engine Optimization)対策」といい、主に以下のような対策をします。
- モデルハウス・住宅展示場のタイトルに地名を入れるなどの検索キーワード対策
- 写真投稿などによって視覚情報を充実させる
- 口コミを増やす
モデルハウスや住宅展示場といった、住宅に関連する情報検索は、土地名やランドマークなど地域性の強いキーワードと同時に検索されることが多いキーワードです。MEO対策を行うことで、効率的に集客につなげることができるでしょう。
VR見学への対応
2つ目の方法はVR見学へ対応する方法です。
VR見学とは、バーチャル空間で作成若しくは専用の機器で撮影したモデルハウス・住宅展示場をスマホやPCで視聴する、新たな形の見学方法です。
近年のコロナ禍で外出を控えているユーザーも多い中、人との接触を気にせず視聴できる点で注目されています。
また、VR見学では住宅展示場やモデルハウスを訪れる必要がなく、遠方のユーザーなどでも気軽に見学が可能なため、より広いユーザーにアピールが可能です。
Web広告の活用
3つ目の方法はリスティング広告やSNS広告などWeb広告を活用した集客です。
スマホやSNSの普及により、チラシ・折り込み広告からWebへと移行しており、集客の増加にはWeb上での広告活用が今や必須の状況です。
Web広告は「広告のクリック率や成約率などを具体的に効果測定できる」「年齢層や地域を指定してピンポイントで広告が打てる」など様々なメリットがあります。
また、チラシや折り込み広告などと異なり紙面の大きさが限定されていないため、より多くの情報でユーザーに訴求することも可能です。
効率的に広い範囲のユーザーに訴求できる点でWeb広告の活用は集客の重要な手段と言えるでしょう。
モデルハウス・住宅展示場におすすめのオフライン集客方法
次にモデルハウス・住宅展示場におすすめのオフライン集客方法をご紹介します。
集客手段のオンライン化は、集客効率の最大化のため必要不可欠です。一方で住宅はユーザーにとって大きな買い物であり、実際に商品を見るといったオフライン集客が効果的であることに変わりはありません。
先程ご紹介したオンライン集客とうまくバランスを取りながら、合わせて行うと良いでしょう。
チラシや折り込み広告の配布
1つ目の方法は、従来からあるチラシや折り込み広告の配布による集客方法です。
チラシや折り込み広告の配布のメリットは、現時点でまだ購買意欲の高くないユーザーにも訴求できる点です。潜在顧客に住宅に興味を持ってもらうことで、購買意欲を高め見込み客となってもらえる可能性がある点で、ユーザーへのタッチポイントとしては有効といえます。
ただし、チラシで興味を持ったユーザーの多くはWebで更に詳細な情報を検索するのが今の主流です。チラシをきっかけにWebへと誘導する導線を準備しておくことが必要となります。
地元企業との連携を行う
2つ目の方法は地元企業との連携を行う方法です。
例えば、地元名産のメーカーの即売会を開催すれば、直接的な集客に繋がりやすくなります。
また企業と連携し、成約でウエディングプランの値引きクーポンをプレゼントするなど、住宅の購買層のライフイベントにあわせたキャンペーンを実施するのもおすすめです。
住宅見学以外の付加価値を付ける
3つ目の方法はイベントやモデルハウス・住宅展示場を訪問したユーザー限定のキャンペーンなど、住宅見学以外の付加価値をつける方法です。
モデルハウスや住宅展示場には家族連れで訪れる方も多いので、夏祭りや人気キャラクターとの写真会など、子供でも楽しめるイベントを開催することで集客につなげます。
また「○日迄に成約で付帯設備プレゼント」や「抽選で100万円値引き」などユーザーにお得感を感じてもらえるキャンペーンを開催するのも有効でしょう。
モデルハウス・住宅展示場の集客のポイント
次にモデルハウス・住宅展示場で集客する際のポイントをご紹介します。
相談ルーム設置などのリピーターを増やす工夫を行う
1つ目のポイントは相談ルーム設置などのリピーターを増やす工夫を行うことです。
モデルハウス・住宅展示場を訪れるユーザーは、何千万円という人生で一度の高額な買い物をすることになるため、一度来店してすぐに成約ということはまずありません。
そのため、何度も訪れてもらい、徐々に購買意欲を高めていく工夫が必要となります。
具体的には、気軽に相談できる相談ルームを設置したり、定期的にモデルハウスのコンセプトや雰囲気を変更したりするなど、気軽に訪れてもらう工夫をすると良いでしょう。
紙媒体とWebを連動させる
2つ目のポイントは紙媒体とWebを連動させることです。
前述した通り、チラシなどの紙媒体でモデルハウスや住宅展示場を認知したユーザーの多くは、まずWebで情報を検索します。
Webで検索した際に、更に詳しい情報や画像、動画などがあれば、モデルハウス・住宅展示場への訪問意欲をさらに高められます。
また、チラシを見ただけでは特に興味を持たなかったユーザーでも、その後SNSなどで広告を目にし、クリックする可能性もあります。
チラシなどの紙媒体とWebの双方の効率を高める意味でも、マルチに連動していることは非常に重要です。
オンラインとオフラインを組み合わせて効率的な集客につなげる
今回の記事では、モデルハウス・住宅展示場の効果的な集客方法について解説しました。
スマホやSNSの普及により、Web広告などのオンライン集客の重要性はより高まっています。更にコロナ禍によるユーザー動向の変化もそれに拍車をかけていると言えるでしょう。
とは言え、ユーザーにとって大きな買い物となる住宅に関する集客では、これまでのアナログな集客方法にもメリットは存在します。
重要なのは、オンラインとオフラインをうまく連動させていくことです。
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